おさかな生活

24年7月号

魚のあら炊きの楽しみ

店主の小野です。「海のごちそう頒布会」をお買い上げいただき、ありがとうございます。商品やサービスに関してお気づきの点がありましたら、同封のハガキでお知らせ頂ければ幸いです。

気がつけば、今年も半年が過ぎました。我々が住む東北では、ついこの間まで寒さで桜の開花日が遅れているとのニュースがあったかと思えば、またその逆に最高気温が30℃を超すような日が続いたりと今年もよく分からないような気象状況が続いています。魚を扱っている私とすれば、寒い時期はそれなりの寒さが続いて、海水温も平年並みであって欲しいと願っているところです。

岩手、宮城沖の海水温は、一昨年あたりから経験したことのないほど上昇していると専門家が話していました。先月も、岩手、宮城で「伊勢エビ」が定置網にかかったいたと地元テレビが報道していました。もちろんわずかの数量ですが、通常は九州から西日本でしか漁獲されないので正直びっくりでした。また先月もふれましたが、「真鯛」も魚市場を賑わしています。残念ながら、量的には少ないですが。

それでも、日曜日の午後に市内のスーパーで、新鮮な地元産「真鯛」を見かけることがあったので今まで以上に「真鯛」を楽しんでいます。そんな私流の、「真鯛の楽しみ方」の話にお付き合いください。

まず、お店でウロコと内臓を除去してもらいます(^-^; 身の方は、一般的な「お刺身」と軽く振り塩してから「昆布」で巻いて作る「昆布締め」が定番です。そして、今年は、比較的大きめの「真鯛」が多かったので、「頭部とカマ」をたっぷりの日本酒とみりん、醤油で作る「あら炊き」を何度か楽しみました。以前、割烹の料理長に、「煮る前に90℃程度のお湯に1,2分つけてウロコの残や血合い部分を洗うのがポイント」と教わりましたが、本当に生臭みがなく美味しくできあがります。

「真鯛のあら炊き」の楽しさは、何といっても季節の野菜との炊き合わせです。今年、宮城に住む親戚から新鮮な「筍」が届いたので一緒に美味しくいただきました。また私が好きな野菜はゴボウと肉厚の椎茸で、魚と一緒に煮るだけですが本当に美味しく仕上がります。よろしければお試しください。

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