23年8月号
夏のお勧め魚料理
店主の小野です。「海のごちそう頒布会」をお買い上げいただき、ありがとうございます。商品やサービスに関してお気づきの点がありましたら、同封のハガキでお知らせ頂ければ幸いです。
今年も、九州地方など全国各地に大雨をもたらした梅雨もようやく終わり、各地で暑い日々が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか?
こちら三陸では、夏のスルメイカの水揚げ不振のため。残念ながら、今年は「頒布会プラスワン企画」でご案内していた「スルメイカの煮付」の生産ができません。ご理解のほどお願い致します。
スルメイカは残念ですが、それでも三陸の魚市場には夏の魚介類が水揚げされ、スーパーの魚売り場をにぎわしています。時折、休日の夕食を担当する私ですが、暑いこともあり、簡単にでき、ビールや冷酒に合うメニューを準備してしまいます(^-^; 今日は、そんな話にお付き合い下さい。
5月末から8月は、三陸のごちそう「生ウニ」の旬の時期で、市内のスーパーにも登場します。少々お高いのですが、この時期だけと自分に言い聞かせ、時折、「岩手名物「牛乳ビン」に入った「むき身」を購入します。水揚げしたばかりなので鮮度は抜群です!! もちろん、そのままでも美味しいのですが、お勧めは「手作り甘塩うに」です。
作りかたは簡単、巻き寿司用の竹製「巻きす」に生ウニを薄くならべ、薄く塩を振りかけてお皿に乗せ、冷蔵庫で一晩置くだけです。水分がほどよく抜け、ご飯にもお酒にも最適です!冷蔵庫保存で1週間は楽しめるのも魅力です。もし、ネット販売などで見かけたら一度お試し下さい。
わが家の夏の定番「カツオの塩たたき」もお勧めメニューです。スーパーなどで、新鮮なカツオの柵を見かけたらこの一品、腹部がお勧めです。薬味としてみょうが、タマネギ、青シソを、薄くスライスします。カツオの柵の両面に軽く塩を振り、柵を片手で持てるよう、2,3本のフォークを刺し入れ、カセットコンロの火で炙ります。皮がついていた側を少し焼目がつくまで炙り、反対側は表面の色が変わる程度で出来上がり!表面が熱々のまま、厚めにスライスしてポン酢を添えたら出来上がりです! 是非、一度お試し下さい。